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格安SIMへMNP?3円ガラケーの使いみち。MNP弾の今。

こんばんわSebです。

一昔前。総務省の「ツルの一声」が鳴り響く前は日本の三大キャリアでMNP祭りが花盛りでした。MNPでハイスペックスマホを一括ゼロ円で入手するために電話番号を転がしていたものです。

勿論ただ転がすだけではうまい具合に一括ゼロ円のタイミングに合わないこともあるので、電話番号をわざと余らせて三大キャリアのガラケーにMNPして月額費用と月々割りの差額を最小限にして月々3円程度の維持費で電話番号を寝かせることが出来ました。いわゆるMNP弾ですね。

そんな風に寝かせていたMNP弾ですが、私の場合iPhone7の一括ゼロ円を狙って2年前に仕込んでいた弾の月月割がなくなる2年満了がそろそろ近づいてきました。引き続き寝かせるにしても今時はMNPしても多額のキャッシュバックが見込めないため別の用途を考えないといけません。

今日はその方法をご紹介したいと思います。


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■こんな時代でも3大キャリアへのMNP!?

例えばdocomoにMNP契約する事を考えます。キャリアへのMNPは端末もコミが前提なので、ここではiPhone7(128GB)に乗り換える条件で計算してみます。

今がauのMNP弾を持っているとしましょう。au→docomoへのMNPで「転出手数料」と「事務手数料」が5000円かかります。それに加えて月々の支払いです。これは先の投稿でも取り上げましたが

端末代込みで初月は11,910円、2ヶ月目は9,800円、3ヶ月目〜25ヶ月目まで7,140円、26ヶ月目から36ヶ月目までは8,272円とのことでした。

 

つまり三年総額で

11,910円+9,800円+(7,140円✕24ヶ月)+(8,272円✕10ヶ月)= 275,790円

となります。

月々の支払いは安い月でも7,140円かかります。

バリバリ利用するならイイですが寝かせることを考えると現実的ではありません。

 

■今時は格安SIMか

寝かせることが前提ならとりあえず格安SIMにMNPするのも一つの手です。

例えばmineoへのMNPを考えてみます。「転出手数料」と「事務手数料」が5000円がかかるのは上記と同じです。ただ、格安SIMの場合は端末が含まれませんので最低限の価格で維持できます。

mineoの場合、aプランで音声つきだと500MBのデュアルプランで月々1,310円です。

月々の支払いが1,310円で済むなら確かにdocomoへMNPする事に比べて安いですが、これならauのまま持っていてもあまり変わりません。他にmineoの回線を持っていればデータ容量をシェアできるので少しは足しになります。

ただ、単品で電話番号を寝かせておくには少々勿体無い気がします。

 

■回線の一時休止もありかも

引き続き回線を寝かすことを前提であれば回線一時休止という方法があります。

契約事務手数料」は2,000円で月々の維持費 (情報保管料)は372円となります。これなら一年で4,464円と維持費も最安となります。

ただし、回線休止できるのは最長で5年間です。

また、家族割などの割引プランに入られている場合は支払い条件など注意が必要です。詳細はauのサイトでご確認下さい。

一時休止・再利用

 

■最終手段としての解約

総務省の通達もあるのでMNP前提の高額キャッシュバックが見込めない今、電話番号に思い入れがないなら解約して整理してしまうのも手です。

最安の回線一時休止でも年間4,500円、5年で22,500円かかってしまうので一円も払いたくないなら解約を考えましょう。

 

■まとめ

三大キャリアがMNP合戦を繰り広げていた時代なら、本体代金一括ゼロ円を狙って毎年携帯を機種変し、余った携帯を下取りに出して携帯電話トータルコストを安くしていく時代は終わりました。自宅の光回線を抱き合わせる作戦が取れないなら、これからは格安SIMを活用しつついかに本体を安く入手するかがカギとなってくるでしょう。

ハイエンドの最新iPhoneをいつも手元においておきたい私には今のところ格安SIM+SIMフリーiPhoneがベストプラクティスです。