まいど、おおきに!Sebです。
今日は前回の投稿の予告通り、私が履いているタイヤVittoriaCorsaのインプレをしたいと思います。
S-worksのTurboCottonと並んで最強の呼び声も高いVittoriaCorsa。
ロードバイクで前輪・後輪を語る時どうしても主役はホイールになってしまいがちですが、どっこいタイヤも重要な役割を果たしているんです。今日はそのタイヤにスポットを当てて紹介してみたいと思います。
■まずはVittoriaCorsaのご紹介。
VittoriaCorsaはVittoriaから出ているハイスペックタイヤでスピード、グリップ力、耐久性、耐パンク性能を最大限引き出すために場所によって4種類のコンパウンドを使い分けています。
走りの面で言うと一番気になるのがスピードとグリップ力ですが直線を走る時に使う部分(写真のAの部分)とカーブを曲がる時に使う部分(写真のBの部分)のコンパウンドが違います。
Aの部分は転がり抵抗が少なめかつタテ方向に力を蹴り出せるようなコンパウンドになっています。
Bの部分はカーブで曲がる時に横スベリせず踏ん張る力をだせるようなコンパウンドになっています。
これらの組み合わせで直線とカーブにおける走行性能の最適化をおこなっているのです。
ちなみにタイヤのトレッドが直線的になっていますがロードバイクタイヤにトレッドがあろうがなかろうが理論的には水はけ性能は変わらないそうです。
「グラフェンを採用した」とか「コットンケーシングをケブラーで補強した」など技術的な紹介はメーカー公式サイトで詳細をご確認下さい。(そちらのほうがよっぽど詳しいので。)
■実際に走ってみて
走行した印象で明らかにホイールではなくタイヤだろうというところを中心に感想を述べます。
(比較対象としては鉄ゲタで履いていたVittoriaZaffiroとショップでお借りしたS-worksのTurboCottonと比べています。)
- Zaffiroと比べ路面の凹凸で弾かれる感覚が柔らかくなった。
- 軽く左右に体重移動するだけで振り子のようにバンクしてくれる
- コーナーで(特に後輪が)しっかりと踏ん張っている感じがある。
- コーナーでブレーキを掛けた時、減速する度合いが少なくなった。(でもグリップして曲がっていく)
- Zaffiroに比べCorsaとTurboCottonはしなやか(硬くない)
という具合です。
空気圧を高めにしているのでタイヤの接地面が少ないはずなのにきちんとグリップしてくれるし、左右にローリングもしやすいです。でも空気圧が高いからといってポンポン跳ねるような感覚はあまりありません。
鉄ゲタZaffiroのときはコーナーで曲がっている時にブレーキをかけると必要以上に減速する感じがあったのですが、Corsaは必要なだけ減速してくれる感覚がありコーナリング中の姿勢調整でブレーキをチョイチョイとかけてあげるなんてこともできます。
「転がりが軽くなった」とか「ダンシングが超進む感じ」とか「ブレーキがよく効く」という感想もあるにはありますがホイールとタイヤを同時に変えたのでどちらの効果かというのがイマイチ言い切れないためここでは割愛させていただきます。
(ホイールは当分変えるつもりはありませんので検証は次のタイヤに変えた時にします。)
まだライド距離が100kmを超えて200kmにとどこうかという程度ですのでタイヤ自体がもう少しこなれてくれば印象は変わってくるかもしれません。
それよりはこのタイヤがどのくらい持つのか(走り方にもよるのでしょうが)今々気になっています。
今日も長文の投稿を読んでいただいて感謝です。
おおきに!
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