まいど、おおきに!Sebです〜。
今日は昨日の投稿に引き続きアメリカで使える格安プリペイドSIM、ZIP SIMの使用感をレビューします。
ちなみに私は10日間のアメリカ滞在でサンフランシスコ、アトランタ、ボストン、ニューヨークで利用しました。アメリカ国内移動がありましたがZIP SIMの設定はサンフランシスコでアメリカ入国した際の一回きりです。
■全般的なメリット・デメリット
実際にアメリカ国内でZIPSIMを利用してみて思ったことは下記の通りです。
メリット
- 使い慣れたいつものスマホを利用できる
- 海外モバイルルータを持つよりかさばらない
- 設定は入国時の一回だけ
- 日本のキャリアの海外パケット定額より費用がかなり安い
- LINEなどを使えば日本と無料通話も可能
- アメリカ国内かけ放題の電話番号がもらえるのが便利
- 使い回しの電話番号なのでお店などに気軽に教えられる
デメリット
- 設定はすべて英語(そんなに難しくないですが…。)
- 日本ほど電波状況がよくない
- 日本の電話番号で一時的に着信できなくなる
- データ通信使用量がわからない
- 使い回しの番号なので間違い電話がよくかかってくる。
- セールスのSMSがたまに飛んでくる。
- 国際通話オプションやデータ通信量の追加は英語サイトで申込み
- 帰国後に日本国内の設定に戻す必要がある(APNを書き換えた人だけですが。)
と言ったところです。
■所感
利点の詳細
良い面から言いますと、ZIP SIMはトラベラーズSIMとしては十分利用できるレベルだと思います。
最近成田空港や、関空で海外用モバイルルータをレンタルしていますがスマホとルータの接続を都度都度するのが煩わしいのでSIMフリースマホにZIP SIMを挿すほうが百倍便利だと思います。
そして私はアメリカ国内を移動しましたが設定は最初の一回だけで終了。後は滞在中同じ設定、同じ番号で利用できました。
懸念されていた日本との通話もLINEやFacebookメッセンジャーなどを利用すれば違和感なく普通に通話できますのでとても良かったです。
最大に便利だったのがアメリカ国内かけ放題の電話番号です。
ネイティブスピーカーでない私が電話越しに要件を伝えるのは海外生活のする上でなかなかハードルが高いです。
ですが通話時間を気にせず納得いくまでお話して説明できるかけ放題は本当に便利でした。何度助けられたことか数え切れません。
難点の詳細
難点を申し上げるとZIP SIMのせいだけではないと思いますが日本国内でスマホを利用するイメージでアメリカ国内では利用できません。電波状況がよくありません。
よくないというか、隅々まで届かないのです。
広いアメリカ。そんなに細々アンテナをたてている場合ではないのでしょう。建物の影、地下鉄駅構内の端の方、郊外列車の駅〜駅の間など、4G LTE通信が出来ないところがそこそこあります。
(ひょっとして日本の電波状況が異常に良すぎるのかもです。)
後は使い回しの電話番号なので間違い電話(というか以前番号を利用していたユーザーと通話しようとかけてくる)のが多いです。セールスのSMSもそこそこきます。
もうこればっかりは諦めて華麗にスルー(無視)してください。
面倒だけどなんとかなる点
面倒だけどなんとかなる点としては日本国内で使っていた電話番号の扱いです。
私の場合は着信専用の3円ガラケー(詳しくは以前の投稿をご参照下さい)を持っていたので、それをそのままアメリカに持っていきメインの番号を着信専用3円ガラケーに転送設定しておきました。
日本からかかってくることはなかったですがお守りとして持っておいて良いかもです。
3円ガラケーがない場合は留守電モードにして放置するしかありません。
データ通信使用量がわからない件は、アメリカに入国した際に一番最初にしてほしいのですが
まず「設定」ー「モバイルデータ通信」を開き一番下までスライドさせます。
「統計情報のリセット」を押しリセットします。
そうするとモバイルデータ通信の使用状況がリセットされますので、こちらの「現在までの合計」を参考値としてどれだけ使っているか目安として確認してください。
これでなんとかなります。
英語のガイダンスはわかりにくいのですが、日本語でiPhoneの設定をそれなりに理解しているならなんとなく「ああ〜この場所だな」とか理解できますので日本国内にいる間に予行演習をするのが効果的です。
■まとめ
結構長文になりますので3部に分けさせていただきましたが、アメリカ滞在中のトラベラーズSIMはとても便利でした。
これからアメリカにいく方で迷っておられる方は今回の投稿を是非参考にして下さい。
今日も長文の投稿を読んでいただいて感謝です。
おおきに!
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