まいど、おおきに!Sebです〜。
今日は5年乗れるロードバイク選びの5つのポイントのご紹介です。
最近、地元の友人から「ロードバイクを初めたい。年齢もそこそこ(40歳半ば)なので都度都度買い換えず一台のロードバイクを長く乗りたい。」と相談を受けました。
私自身ロードバイク歴がたかだか2カ月というところで友人に多くを語れるところは無いのですが、私がロードバイクを初めるにあたって考えたことも沢山あるのでその経験からアドバイスさせていただきました。
具体的には下記のとおりなのですが、これからロードバイクを初められる方のご参考になるかとも思いますのでご紹介させていただきます。
- 狙い目はミドルグレード以上
- コンポーネントは105以上
- 完成車を買うこと
- ショップで買うこと
- 正規品を買うこと
以上、5点です。
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1.狙い目はミドルグレード以上
ロードバイクを初めるにあたって皆さん最初に目が行きがちなのが10万円そこそこのエントリーモデルだと思います。
ロードバイクを初める前の自転車のイメージとしてはいわゆるママチャリで値段は2〜3万円、ママチャリの次に目が行くのがクロスバイクで値段が5万円〜10万円というところなので、ロードバイクは10万円ちょいのエントリーモデルが手頃だろうと思ってしまうんですね。
ハッキリ言いますと、
5年乗るロードバイクを選ぶならここの意識をまず変えましょう。
確かにロードバイクに乗る目的が普段の街乗りだけというならこのクラスで十分ですが、10万円そこそこのロードバイクは乗り心地もさほど良くなくコンポも最低グレードのモノを使っているので、逆に言うと普段の街乗りだけならわざわざロードバイクを買わずともグレードの高いクロスバイクを買うほうが満足度は高いのです。
ロードバイクの楽しみとしては郊外へのロングライドやレースに出ることであり、十分にそれらを楽しみたいと思うならばエントリーグレードより上のミドルグレードのフレームを使った方が楽しめます。
ミドルグレードのフレームを使った完成車は20万円〜という値ごろ感だと思いますのでちょっと敷居が高いような気がしますが、実はクロスバイクから初めてエントリーロードに買い替えとか、エントリーロードからミドルグレードという順序を踏むと遠回りかつ自転車2台分のお金がかかってしまうので、いきなりミドルグレードを購入したほうが結果的に安上がりになる場合が多いです。
2.コンポーネントは105以上
エントリーグレードのロードバイクは安く仕上げるため最低グレードのコンポに合わせたフレーム設計になっている場合が多くアップグレード出来ない場合があります。
例えば今は前2速、後11速のギア数が主流なのですが、エントリーグレードのロードバイクはシマノのTIAGRAやSORAなど後ろが10速以下と少ないギアを搭載していてフレームがこのコンポ向けの設計になっていると11速のギアにアップグレードできません。
ここを知らないと後で後悔することになりますので注意しましょう。
シマノのコンポは上位から順に
DURA-ACE→ULTEGRA→105→TIAGRA→SORA→CLARIS
となっていて105より上位が後ろ11速になっていますのでコンポは105以上を選ぶのが妥当だといえます。
3.完成車を買うこと
ミドルグレードを狙うならフレーム買いしてコンポやホイールを選んで組み上げることも可能になってきますが、いかんせん相談するショップによっては必要以上にオーバースペックになってしまったり、無駄にレーシーになってしまったりするので、ロードバイクをどのような方向性で楽しもうか分からない初心者には好ましくありません。
ロードバイクを購入する前に何となく「ロングライドがしたいな〜」とか「近所に坂がないので平坦仕様でいいや」とか思っていても、実際乗ってみると印象が変わったりします。
ロングライド派だと思っていても意外にスピードが出るので「レースに出れるんじゃないか」とか、近所に坂がないと思っていても意外にロングライド出来るので「坂道走れないとマズイな〜」とか思ったりするものなんです。
なので後々ツブシが効く様にした方がよいです。
ということで、まずはオールラウンドに万人受けするようデザインされている完成車を購入しましょう。
完成車で物足りない部分を後からパーツ交換で補えば自分好みに仕上がるというメリットもあります。
4.ショップで買うこと
以前の投稿でホイールをネットで買うかショップで買うかを議論させていただきましたが、ことロードバイク本体においても私はショップで買うことをおススメさせていただきます。
大げさな言い方になるかもしれませんがネット購入のメリットは「安く買えること」と「自宅に配達してくれること」の2点につきます。
工具も一式揃っていて色々経験したベテランローディーさんならまだしも、イロハがわかっていない初心者は必ず何処かで行き詰まります。
そんな時の駆け込み寺がショップなのです。
メンテの方法などはネットを漁ればYouTubeで山のように動画が出てくるのですが、動画を見たからといって自分がその通り作業をできるとは限りません。というか満足に工具も揃っていないのでまず不可能と考えてよいでしょう。
工具によっては(例えばトルクレンチのように)使い方にコツが要るものがあって、使い慣れていないがためにフレームやネジを破損してしまうこともありえます。
なのでロードバイクを長く使おうと思なら最初はショップに頼りながらロードバイクに触れていくことをオススメします。
5.正規品を買うこと
これはもう断然にこうすべきと言いたいところです。
購入の際は中古品や並行輸入品を選ばず、ショップが契約したディーラーから仕入れた正規品を購入しましょう。
購入するショップにもよりますが正規品を買うことによってアフターメンテナンスの幅が広がります。
ショップで正規品を購入したら大抵メーカーの「保証書」がつけられてきます。モノにもよりますが3〜5年の自然故障を対象にメンテナンスをしてもらえます。
逆に、
「保証書」がないのは「使い捨て」と同じ扱いになると心得て下さい。
極端に言えば保証書が無くてディーラーからネジ一本入手できないために高い自転車が修理不可能になり、即座に粗大ゴミ扱いになってしまう事だってあるのです。
ですので長く乗ることを考えているなら正規品の購入はマストです。
■まとめ
私自身ロードバイクを購入するまで色々な人の話を聞いたり、ネットで調べたりして上記のような考えに行き着きました。
実際ロードバイク購入後に気がつくことも多く、部品の換装などをして対処していますがミドルグレードの完成車から初めて間違いはなかったなと思っています。
自分がもっと若かったなら(20歳台くらいなら)もっとレーシーなハイエンドモデルも視野に入っていたかと思いますが、いかんせん40歳半ばなので今の自転車にも十分満足していますし、40歳台のロードバイクの買い方として自信を持ってオススメできます。
ただ、考え方は人それぞれかと思いますので本投稿はご参考までに、みなさんもよく考えてロードバイクの道へ入って頂ければと思います。
以上、「初心者必見!5年乗れるロードバイク選び5つのポイント」でした。
今日も長文の投稿を読んでいただいて感謝です。
おおきに!
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