【書評】「嫌われる勇気」からストレス対策を考える。

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まいどおおきに!Sebです。

今日は書籍の話から。

だいぶ以前から「嫌われる勇気」がベストセラーで話題になっていますよね。この1月からは某テレビ局でドラマ化もされています。(個人的には原作とぜんぜん違うので興味はありませんが。)

既に続編も書籍化されていて既に読まれた方も多いと思います。私も読んでみて深く考えさせられた一人です。

今日はこの書籍の内容からストレス対策の方向性を考えてみたいと思います。

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■この本のキモはアドラー心理学の紹介

 


この本はアドラー心理学を中心に小説で書かれています。アドラーはフロイト、ユングと並ぶ三大心理学者ですがその性質が全く違うため日本では広く知られていませんでした。(世界史でもでてこなかったですよね。)

アドラー心理学は「人生を生き抜く心理学」とも言われストレスが多い現代社会に自然と受け入れられました。

画像を見ていただいて分かる通りもう3年前に発売された書籍ですが、最近続編が出版されたりテレビドラマ化されるくらい根強い人気を誇っています。かなり前に出版されたのでもう既にかなりの方が読まれているかと思いますが、読まれていない方のためにネタバレにならないレベルでエッセンスをつまみながらストレス対策を考えます。

 

■人間の悩みは、すべて対人関係の悩み

現代はストレスの多い時代です。特に長らく不況の続く日本で働く皆さんはそう感じているでしょう。

仕事の多さ、長い労働時間、理解してくれない上司、無理を言ってくるお客さん。ストレスの原因が多岐にわたるようですがこの本の主旨に照らし合わせてみると、それは全て「対人関係の悩み」に修練されます。

上司やお客さんは人なので「対人関係の悩み」と容易に理解できますが「仕事が多い」のや「長い労働時間」は違うだろうと思いがちです。が、見方をかえれば仕事は人から与えられますし、労働時間はやってくれる人が他にいないから長くなると考えられます。

そうです。悩みを突き詰めていくと全て対人関係に突き当たるのです。

 

■解決策とはその人が選んだ「ライフスタイル」

結論から言ってしまうとストレスや悩みのない生活をおくるためには「他人の目を気にしない」自分の価値基準で人生をおくることです。そういう「ライフスタイル」を選ぶことです。

本書では悩みというのは端的にいうとその人が選んだ「ライフスタイル」に帰結するとしています。

かなり乱暴な物言いに聞こえますが「仕事の多さ」「長い労働時間」「理解してくれない上司」「無理を言ってくるお客さん」というのも実際のところはそれらを理由にすれば都合の良くなる自分がいるという事を言っています。

言い換えると仕事の量が多いことで「苦労している自分」を誰かに共感してもらえる事を期待したり、「理解してくれない上司」がいることで新しい事にチャレンジせず失敗することがない環境に自分がいることが出来たりするのかもしれません。

いずれも本質は「他人の評価を気にする事」が自分を不自由な環境においているということを言っており、自由になるには他人の評価なんて気にしないという事が大事であるということになります。

とどのつまりはストレス対策には「視点の切り替え」が大事だということです。コントロールできない「他人」の事は考えずコントロールできる「自分」次第だといえます。

仕事をしているとどうしても会社からの評価が気になりますが、所詮は他人の目。自分が納得できる仕事ができているかどうかで自己を評価してみませんか。

 

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